令和6年能登半島地震関連

令和6年能登半島地震で被害を受けた地域の高精細地形情報を公開しています。

はじめに

令和6年能登半島地震で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。このページでは、主に令和6年能登半島地震で隆起した海岸地形を中心に、ドローン(レーザ測量、写真測量)で取得した地形データやパノラマ写真、動画などを公開しております。本研究成果は、地球科学の研究者にとどまらず広く利用いただけますと幸いです。また、復興の過程において今回の災害の記録を記憶として繋げていくことは非常に重要です。パノラマ画像や空撮動画は、地理教育・地学教育をはじめとする科学教育やアウトリーチ活動等にて自由に利用いただけますと幸いです。被災地の一刻も早い復興をお祈りいたします。

兵庫教育大学学校教育研究科・講師
小倉拓郎

日本地理学会2024spr_Ogura_Noto_ed.pptx

日本地理学会2024年春季学術大会公開シンポジウム発表資料

UAV-LiDAR,オルソ画像

データ提供を希望する場合は、利用範囲および利用目的をA4一枚程度でまとめていただき、小倉までメール(togura ** hyogo-u.ac.jp)でご連絡願います。
共同研究者と協議したのち条件付きでデータ提供を行います。当該研究用途以外の流用は控えていたけますようお願いいたします。

地理教育・地学教育、サイエンスコミュニケーションのツールとして、クレジット表記(©GIS-OER WG CC BY-NC-SA 4.0 )を行った上で使用してください。
「地理」の学習では、航空写真やGISデータなどを用いて、自然災害を十分に理解することが重要です。「地理」を学ぶ、児童、生徒、学生にとって、直近の災害の事例を深く知ることは、防災・減災の重要性を考える機会となります。一方で、災害に関する情報の中には、学習者にとってショッキングなものや、実際に被災した学習者がフラッシュバックを起こしてしまう可能性があるものもあります。教育の中で、時事的な内容やその関連情報をどのように活用するかを検討する必要があります。学習者に配慮の上、実際にご活用いただき、ご意見をお聞かせいただければ幸いです。

ドローン空撮動画

YouTubeのプレイリストにて公開しています。UAV-LiDAR・オルソ画像を取得した場所の空撮動画を公開しています。。
(撮影年月日:2024年2月15-17日,4月29日-5月2日)